都立高校入試

都立高校入試について・・・

 

入学者選抜は「推薦入試」と「一般入試」の2種類がある。

 

 

推薦入試・・・

点数化された「内申点」と、集団討論や個人面接を考慮し

総合的に選抜される。 選抜日時は1月の下旬で結果発表は2月初旬。

募集人員は高校によって異なり、20% 程度となっている。

受験するには中学校側の推薦が必要であり、倍率も2倍以上と高く、

一般入試の1か月まえに実施されることから、”お試し受験”程度に考えて、

受ける生徒も多い。 ・・・本試験(一般入試)は、1か月後と考えている。

もちろん、推薦入試を受けた後に一般入試を受けることが出来る。

したがって、都立高校入試は2度のチャンスがあると考えてよい。

 

では、配点の割合はどうなっているのでしょうか・・・

内申書・調査書が50%、集団討論・個人面接が25%、小論文または作文が25%

が大まかな目安です。

 

 

一般入試・・・

推薦入試と同様、点数化された「内申点」と、当日の学力検査の合計で、

選抜される。 推薦入試では集団討論や個人面接など”印象点”が入るが、

一般入試では、内申点と学力検査(主要5科目)の合計点だけで選抜される。

学校によっては、実技検査や小論文を課すところもある。

選抜日時は2月下旬で、結果発表は3月初旬。

募集人員は80%前後となっている。

 

 

内申点の計算方法・・・

主要5科目は素点のままで、副教科は2倍にして、その合計が内申点。

英数国理社が、34435、技術・体育・音楽・美術が2543であれば、

内申点は、(3+4+4+3+5)+(2+5+4+3)X2=47

ちなみに、オール5であれば、その合計は65となる。

 

一般入試の選抜は、当日の学力検査が7、内申点は3の割合となる。

内申点は3年生の2学期の成績となるが、

学校によっては、1学期と2学期の合計で決める学校もある。

いずれにしても、1年時、2年時の成績は入らない。

 

このように、都立高校の選抜の仕組みを考えるとき、

内申点の重要性が考えられ、とくに副教科は2倍される。

1000点満点に換算すれば、当日点は700点、内申点は300点となる。

特に、内申点は受験前に決まっていることから、持ち点と考えられ、

内申点が低ければ、30~50点のハンデを背負って受験することになる。

主要5科に比べて、副教科が低い生徒は

都立の一般入試には不向きと考えられる。

 

 

 難易度で分類する都立高校・・・

 

(1)日比谷、西、国立、立川、戸山、青山、八王子東の7校は

 

進学指導重点校に指定されてます。

 

理社は(都立)共通問題を使用しますが、英数国は自校作成問題となります。

 

(2)新宿、墨田川、国分寺は単位制高校ですが、進学重点校でもあります。

 

入試に関しては、進学指導重点校と同様です。

 

(3)武蔵、大泉、両国、富士、白鷗の5校は、中高一貫校であり、

高校からの入学が可能ですが、

(都立の中高一貫校ですが)小石川・桜修館・立川国際・南多摩・三鷹などは、

高校からの募集はしてません。 上の2グループと同様の入試形態をとってます。

 

これら3グループの入試では、自校作成問題が出され、高難度になりますから、

内申書が低くても当日点で稼げばよいことになり、

一般的な都立高より(内申点が低くても)学力のある生徒にとっては、

 

入りやすいと言われます

 

(4)進学指導特別推進校・・・進学指導重点校の次に位置する進学校。

 

国分寺、小山台、駒場、新宿、国際、町田、小松川。

 

(参考)進学指導重点校の入学時の偏差値が70~75、進学指導特別推進校では、

偏差値65~70位と考えればよいでしょう。 

最寄り駅が小田急線成城学園駅であれば、新宿、小山台、駒場、町田、国際などは、

通学時間1時間以内に位置してます。

 

 

 (5)進学指導特別推進校の次に位置する進学指導推進校・・・

 

豊多摩、調布北、三田、竹早、北園、城東、隅田川、武蔵野北、小金井北、

江北、江戸川、日野台、多摩科学技術。

 

(参考)入学時偏差値は60~65前後。 地域性を考慮してますので、

実績(大学進学状況)だけで指定校になっているわけではありません。 

小田急線または京王線利用であれば、豊多摩、調布北などは通学圏になります。

二子玉川(田園都市線・新玉川線)利用であれば、

地下鉄を乗り継いで通えるところもあると思います。

通学時間を計算する場合、自宅から最寄り駅まで何分かかるか?

駅を降りて、学校まで何分かかるか?により通学時間は違ってきます。

都心へ向かう電車通学であれば、1時間以内で通学可能な学校は多くあります。

また、バス利用の場合も同様です。

チャリ(自転車)通学は出来れば控えた方が良いでしょう。

3年間毎日のことですから、事故のリスクはかなり高いと思われるからです。

 

 (6)偏差値50~60で、世田谷区から通いやすい都立高。

 

偏差値の高い順に・・・

 

狛江、産業技術高校(品川区)、工芸高校(文京区)、目黒高校、神代(調布市)、

調布南、総合芸術高校、田園調布高校、広尾(渋谷区)、武蔵丘(中野区)、

芦花(世田谷区)、府中、桜町、府中西、松原、世田谷総合。

 

(参考)世田谷区内から通いやすい都立高校。

世田谷区内からとはいっても、京王線、小田急線(千代田線)、

新玉川線・田園都市線、井の頭線などの利用が考えられ、

新宿・渋谷まで出て、それから乗り継ぐと考えれば、

上にあげた以外にも(1時間以内の)通学可能な都立高は他にあると思われます。

例えば、小田急線・成城学園駅前から上野まで千代田線経由で50分弱です。

また、町田までは急行で20分ですが、駅から徒歩で行ける学校は少なく、

バスを利用するとか、、、になります。

 

台東区とか町田市まで通うとなると、”away”な感じになりますね。

自分と同じ中学から通う生徒は他にいないことになりますから・・