「絵本の読み聞かせ」の大切さ

 

「絵本の読み聞かせ」の大切さについて・・

家庭環境の問題から、

親が子供に絵本の読み聞かせをする習慣があるかどうか・・

この読み聞かせを習慣づけることは、

子供がその後どれくらい読書するようになるかの決め手となる。

それには先ず、親が読書の習慣があること、

すなわち家庭環境によって子供が読書する習慣は決まるということですね。

(親がしないことは子供もしません)

 

経済的事情なども色々とあるとは思いますが、

小学3年生位までは、

出来ることなら母親(父親でもよい)がしっかり子育てできる環境が必要です。

大切な我が子ですから、小学校に上がるくらいまでは、

子供に寄り添って絵本の読み聞かせを習慣化することですね。

 

小学校に上がる時期には、自分で進んで本を読むようになります。

(親子で、ゲームで競っているようでは、本を読む子にはならないでしょう)

その後は、親のやることは、子供の夢中になる本(漫画)を選ぶ手伝いですね。

冒険、探偵、生物系など・・様々なジャンルがありますから、

親子で、図書館通いが出来るようなことになればよいですね。

 

あえて、受験のための国語力の話は止めておきましょう(言うまでもないことですから)。

 

「絵本のもたらす効果」について・・

絵本というと、”文系のこと”ばかりになりそうですが、

実のところ、「理数系への興味を導く入り口」となると言われてます。

例えば、「消化の仕組み」を絵本を基にして学んでいくとします・・

食べ物を口に入れて、歯で噛み砕き、食堂を通って、胃にないります。

胃ではどのようなことがなされているか?を図解してます。

このような仕組みを絵で見ることが出来るとなると、

理科的な興味に導く入り口となり、同時に「言葉」を覚えるきっかけにもなります。

大切なことは・・

”この世にはいかに興味深いことが多いか”を子供に知らせることなのですね。

 

オススメ絵本・・

いつ頃から発売されているのでしょう・・名作「はははのはなし」

「ぐりとぐら」なかがわ りえこ・作/おおむら ゆりこ・絵

「ぽっかりライトせんせい」

「いっぺんやってみたかってん」

 

 

 

頭の良い子に育てるためには、「習慣化すること」が大切です。

 

幼少であれば、親子で絵本を読むことを習慣化する。

 

そして、小学校に上がったころには親も子も”普通”に読書する。

 

テレビも興味深い番組もありますが、観る「与えられる」ことは避ける。

 

自ら進んでやるようなことにすること。

 

進んでやることを習慣化する!

 

 

親(自分)が興味のある話題を中心にして、絵本を親子で読むことが、

 

学ぶ姿勢の全ての基本(原点)であると思ってます。

 

 親がバラエティー番組を見ながら寛いでいる横で、

 

 子供に勉強しろ!というのはそもそも無理です。

 

 親がゲームに夢中であれば、子供も一緒にゲームにハマりますよ。

 

 

家庭での、父親・母親の過ごし方・寛ぎ方に

 

”子育ての秘訣”は集約されているように思います。

 

 

ご両親の寛ぎ方がバラエティーを観ることであれば、

 

子供もそのレベルの興味しか持たないということですね。

 

同じ寛ぎとは言っても、趣味としても、

 

探求し追い求める姿勢を子供に見せることです。

 

親の背中を見ながら、”人生とはそういうものだ”と子供は学びます。

 

探求心と諦めない忍耐力を学び、それらを当然の子として習慣化することですね。

 

そのようなことが習慣化された子が頭の良い子となります。

 

 

 

話題はかわりますが・・・

 

「教育格差」という問題定義がされますが、

 

確かに、不運にも経済的理由などで、

 

チャンスのない子もいることも確かですが、

 

多くの場合は、親がどのような姿勢で「学ぶこと」と向き合っているか?

 

また、子は親の“真似”をして育ちますから、

 

親の在り方が、子にそのまま伝わることは確かですね。

 

探求心や好奇心は、

 

親の普段の姿勢そのものを子が真似ると言ってよいでしょう。

 

そして、子供には生まれながらにして好奇心や探究心は備わってますから、

 

”親のつまらない既成概念”でそれらを潰さないようにすることですね。

 

 

先日、面談した親御さんがいます。

 

子供は、自然体で勉強熱心ですし、とても優秀です。

 

父親は研究職で、母親はクリエイティブなデザイン関係の仕事をしてます。

 

お話ししてる時に知ったのですが、家にはテレビがないそうです。

 

情報は全てネットで入手できますから・・ね。

 

 

 

 

 

 

Steam 教育とは、下に挙げた5項目(分野)を盛り込んだ教育方針のこと。

 

 

・Science(サイエンス:科学)

 

・Mathematics(マスマティクス:数学)

 

・Technology(テクノロジー:技術)

 

・Engineering(エンジニアリング:工学)

 

・Art(アート:芸術・教養)

 

 

 

これからが、AIの時代になることに異論を唱える人はいないと思う。

 

日本だけでなく、世界中でこれらの「Steam 教育」というシステムは進められている。

 

元々は、理数系教科だけでしたが、表現力、伝達力、発想力は必須であることから、

 

Art(アート:芸術・教養)が加えられました。

 

未来は「デザイン分野」がもっとも注目されているのでしょうね。

 

 

それから、”大人の子供への対応”について・・

 

最も大切なことは、「子供の自主性を尊重する」こと。

 

親は、安易に子供のすることへ介入しないこと。

 

そして、「子供の話をよく聞くこと」です。

 

”聞く”ということは、子供の話に対応しなくてはなりませんから、

 

 

結果として、”親の知性”がそのまま子供に反映されることにもなるわけですね。

 

参考> steam 教育