抜きんでた人に成る

抜きんでた人に成るために・・

 

例えば、ゴルフの話をします・・

プロは、そのホールでボールをピンの下位置につけるには

フェアウェーの何処から打てば良いかを決め、テーショットを打ちます。

(ボールをピンの下位置にのせることは、登りの直線になり、

最も易しいパットになるからです)

 

素人は、ティーグラウンドに立てば、

フェアウェーの出来るだけ遠くへボールを飛ばそうとします。

 

ここで何が違うかというと、プロは結果から逆算してティグラウンドに立ちます。

素人は、ティグラウンドでただ遠くへ飛ばすことばかりを考えてスタートします。

ゴルフに限らず、競技と言われることのほとんどは

結果から逆算して始めていきます。

 

競技に限らず、写真撮影(アート制作)に関しても同様です。

作品の出来上がりの絵(写真)をイメージします(それも、かなり細部まで具体的に)

そのイメージした絵にするには、どのような編集が必要か?

また、その編集するための原画はどのようにすれば得られるか?

その原画を得る為には、何を背景にして、どのようなライティングが良いか。

そして、ポートレトなら誰を撮るか? ポージング、表情などはどうか?

カメラ側の設定はどうするか?など・・

 

全ては、出来上がった写真(作品)を想定して、逆算しながら撮影に入ります。

写真というものは、眼に見える図とはかなり違って写り込みますし、

それらがどう違うかは、たくさん撮って経験値を上げることが大切です。

 

絵を描くことも作曲することも同様です。

何となくイメージできたから創ってみた‥という程度では、

優れたものは創れないと思います。

絵を描くなら、予め細部までその図は見えていること、

見えていることを具現化することは経験が必要ですが、

これらは創造的なことではなく、単に作業に過ぎません。

敢えて言うなら、創造的なことは描き終った後に

トーンやアクセント、質感を整えることくらいです。

 

多くの人たちは、「創造的であること」がどういうことか、

勘違いしているように私は思います。

無が有になるように、無いものがあるとき突如生まれてくるように

思っているようです。(天から降って湧いてきたとか・・)

既に目に見えているもの、頭の中で聴こえてくるもの、

かなりち密に具体性をもって感じるもの、、、

があって、初めて、造り始めることが出来ます。

方向性(結果)が分かっているので迷うことも少ないのです。

ですから、頭が真っ白な状態でキャンバスに向かったところで、制作は無理です。

 

抜きんでた人に成るためには、沢山学び、多くを知り、

より沢山の広く深い情報を得ることだと考えます。

そこから、アイディアは生まれてくるものと信じます。

そのアイディアを現実化するために努力と忍耐力が必要です。