苦手教科の克服

苦手教科を無くすことは、ほとんど無理なことですが、

定期テストで平均点くらいはとること、赤点を取らないこと。

 

古文漢文が苦手・・・

古典文法の活用を覚えること、漢文は規則性を覚えることで、ほぼ解決できる。 英単語に比べれば、古典の単語を覚えることは数的にずっと少なく、楽に克服できる。 好きになれない、興味がないからできない・・と言うのが殆どです。

 

現代文が苦手・・・

子供のころから本を読む習慣のある子は国語が得意です。 それから、漫画やアニメを読んだり観たりする子も国語は得意です。 国語が得意か不得意か?は、”他人”の書き記す世界観をどれだけ広く深く読みとれるか・・ということ。 現代国語の強い子の多くは、本より、むしろ漫画をよく読んでいること。 本を読むことは、積極的意志が必要で、長く続けることが難しいが、漫画やアニメなら、どんどんその世界へ入っていけるからなのでしょう。 子供たちが漫画から学ぶこと、勇気と夢に目覚めることはとっても多いことなのだと思います。 

本も読まず、漫画も見ない子の多くは国語が苦手です(ゲームに走っているか、ユーチューブにはまっているとか)。

 

数学が苦手・・・

他のページにも記してますが、計算が不得意な子が殆どです。 数字が薄く、小さく、読みづらい。 少数・分数の扱い方に慣れてない。 (数学が苦手かどうかの)鬼門となるのが、小学5年生に出てくる「割合」分野です。 割合がなぜ難しいか?は、それまでの計算では、常に大きな数を小さな数で割ることでしたが、割合の計算ではその逆で、小さな数を大きな数で割ることになります。 子供にとっては、その割合の計算にとても抵抗があること。 割引割り増しの問題、速度の問題、食塩水の濃度、人口密度など、次から次へと難題が並びます。 そして、6年生では最も難度が高いと思われる「比」の問題が出てきます。 文章題の多くは比で解決が付くと言われるくらい、比の応用範囲は広いのです。

 

中学生になると、方程式が出てきますが、この割合の意味が解らければ、文章題は読み取れません。 だからといって、それほど悲観的になることもありません。 中高の代数範囲は、方程式と関数が主で、割合の考え方が苦手でも、(平均手を取るレベルであれば)何とかなります。 

 

幾何的分野では・・

平面図形は何とかなっても、空間図形となると途端に難しくなります。

先天的な脳の仕組みに関わっているのかもしれません。

 

 

英語が苦手・・・

日本語ならば、ネイティブな言語ですから、文法など知らなくても自由に使うことが出来ます。 ところが、外国語となると、文法(ルール)を知らないと、使い方が分かりません。 この文法を覚えることが面倒に思う子は英語が苦手なってしまいます。 日本にいる限りは英語など使う機会は先ずありませんし、使えなくても不自由はありません。 そういう事情が、ますます英語を苦手にしてしまうのでしょうね。 (参考)英語は「商業の言葉」と言われるほど、世界中ほとんどの場所で(契約書などは)英語で確認しあいます。 また、フィリピンのような多く島と言語が散在し、(アメリカの統治期間が長かったこともあって)英語を話せないと多数の人たちとコミュがとれない国もあります。

 

 ・・・ 国語と算数・数学と英語は、生活の道具なので、ある程度使えないと困ります。 が、理科や社会は常識と教養の分野なので、知らなければリスクがあったり、恥ずかしい思いをしたりします。

 

 

社会が苦手・・・ 小学校では習熟度を確認するための簡単なテストしますが、中高でかされている「定期テスト」のような知識量や理解力が試されるようなテストはしません。 ここで、子供の学力への”親の勘違い”が生じます・・・小学生では、簡単なテストであるため、80点以上をとれてしまいます。 親としては、子供がそこそこ勉強ができていると勘違いしてしまいます。 例えば、お子さんは「都道府県名をだいたい知っているでしょうか? 岡山県がどこに位置しているか知っているでしょうか? G20に参加している国々や地域を知っているでしょうか?  ブラジルという国名は知っていても、アマゾン川があって熱帯雨林気候に属することを知っているでしょうか? EUとはどこの地域を総称しているのかを知っているでしょうか? 今、住んでいるところは世田谷区ですが、中央区がどのあたりに位置するのか知っているでしょうか? 多摩川を越せば神奈川県になることを知っているでしょうか?」 このような知識は国・算・理科・社会の4科目で中学受験していればほとんどの子は知ってます。 受験勉強してないと、このようなまとまった知識を身に付けることは難しいことになります。 中学へ上がれば、先生はこのような知識は当然あるものとして授業をしていきますから、授業に着いていけません・・・授業は理解できても、基本的知識(常識)がなければ知識として積み重なっていきません。 定期テストで30点なんてことも珍しくありません。 高校に上がればもっと悲惨なことになります。 内部進学校であれば、平均評定が足りず、大学への進学は断られます。 

 

勉強は頑張ればいつからでも”挽回が利く、間に合う”というのはウソです。 基礎学力が身に付くのは小学校時です(基礎学力があれば、いつからでも間に合います)。 日本地図を見て、だいたいの県名が言えなければ、中学生になって県名を覚えることはほぼ無理です、というより、知識として定着しません。 世界地図を前にして、世界の経済規模の8割を占めると言われる20カ国(G20)がどこに位置するかは小学生時に学ぶとこであって、それ以後では無理があります。 算数で少数・分数の計算はもちろん、割合の考え方が出来るかどうかも大切です。 小学4年・5年・6年で学ぶことは特に重要です。 英語は小学1年から始めるべきです。 国語と英語の授業数を同じにすると良いと思います。 ・・・オランダでは、母国語は当然オランダ語ですが、授業は英語で受けることが多いと聞いてます(グローバルな言語として英語が定着してるからです)。 国語を蔑ろにしているわけではなく、英語は必要不可欠なコミュニケーション・ツールとなっているからです。

 

それが身に付くという意味において、適性年齢というものがあります。 基礎学力は12歳前後までに確立します。 「苦手教科」というものも、小学時の基礎学力の不足から生じることと考えられます。 

 

 

 

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