小学から大学 内部進学
幼稚舎から小学、中学、高校、大学まで続く「内部進学」について・・
私立校ですから、それぞれに個性があって、
その校風に合わせたカリキュラムで、指導していきます。
これらの「内部進学」おいて、
途中で出されるという事態はどのような時に起こるか?
先ずは、成績が悪く、学校の進度に付いて行けない。
次は、成績がそこそこでも、素行が悪い場合(私立校では評判を気にする)。
これが結構多いのですが、経済的事情で学費未納になる場合。
(実際にあった話ですが・・高3に時点で、大学には合格しているが、
卒業するまでの学費を未納しているため、高校側が卒業証書を出さない)。
以下のことは、確かな統計があるわけではありませんが、私の経験として・・
中級レベル以上の内部進学校の場合、
小学から中学には、ほとんどの生徒が上がれます。
学校によっては、10%位の生徒が中学に上がれないケースもある。
中学から高校は、高校が義務教育でないため、
下位から10~20%程度、カットすることもあります。
高校側としては、
カリキュラムに付いて行けない生徒に来られては困るわけです。
内部進学生を見ていて、最もきついと思われるのは、
中3から高1、高1から高2に上がる時です。
生物・化学・数学など、以前であれば高校で履修する範囲が中3で出てきます。
そして、高2までの範囲を高1で学びます。
どうして、このようなことが起こるかと言えば、
大学への進学実績を上げるために、多くの6年制中高一貫校が行ってきたもので、
高2、高3は、予備校形式にし、理系文系、国立型私立型に分けて、
効率よく受験のための勉強に絞ったカリキュラムにしたためです。
そのような進学実績の上げ方が、内部進学校へも少なからず影響してます。
先ずは、体験学習を受けてください(成城学園前駅)。
1回2時間~3時間の体験学習を複数回受けてください(無料)。
生徒の状況を踏まえて、様々な提案をしていきます。
詳細は メールお問い合わせ ください。
当塾に通ってくる内部進学生の場合、
小学生では、学校から出る宿題・課題をしっかりやらせます。
不定期の行われる小テストに合わせた指導をしていきます。
中学生からは、定期テスト対策が主になります。
3学期間の定期テストの成績、夏休み明け、冬休み明けテストで進級を決めます。
定期テストが100とすれば、明けテストは50位の比重になります。
また、科目のよっては、提出物に比重を置く先生もいます。
・・・普段の点数のわりには評価が低いのはそのためです。
また、内部進学校では、大学進学でそれぞれの学校で事情が違ってきます。
理系の学部がない大学の場合、生徒20~30%位は必然的に外部受験となります。
特にそのような場合は、中高一貫校と同様なカリキュラムで進めてほしい!と、
親御さんから、学校側は求められるわけです。
高校から大学への内部進学・・
偏差値50前後の大学へは、ほとんどの生徒が内部進学できます。
偏差値50以下の大学では、定員割れする大学もあり、
そのため、内部進学生で予め確保しとこうと考えているようです。
中堅校(偏差値レベル50~55)では、
英検準2級と内申点が上位80%に入るくらいの成績を求められます。
したがって、20%位は大学への内部進学は出来ないわけです。
当塾では、毎年のように、この80%に入るために通ってく生徒はいます。
上位校(偏差値55~)の場合は、
英検2級を条件にしている場合もあり、英語の苦手な生徒にとっては、
英検2級はかなりハードルの高いことになります。