記憶とは、理解していく「筋道」
自宅学習の基本は復習すること!
自宅学習でも、学校帰りに塾に寄ることでも、
大切なことは、その日、学校で学んだことを復習すること!
記憶のシステムを考えてみよう・・
授業中にしっかりノートを取っておけば、その日の授業の80%は
頭に入っている。 だから、その日に再確認すれば定着する。
定着するということは、単に記憶することだけではなく、
理解した筋道を覚えること。
理数系の科目では、例題を筋道も含めて、丸ごと覚えてしまうこと。
試験に出るのは、その例題の数字違いの問題が殆どだから・・
歴史を暗記科目と思ってる人が多い。
時代背景や時代の移り変わりを理解してないと歴史自体に興味を持てない。
年号と教科書の太字の部分だけを覚えても(穴埋めの問題は出来ても)、
記述の問題には対応できない。
地理・歴史・政治経済が苦手な生徒に共通することは、
普段から”社会的な出来事”に興味がない。
地理は、自分の行動範囲のことが分れば不自由はないし、
歴史は過去のことであるから、どうでもよいとか、
政治経済に至っては、”大人たちが勝手にやってること”となっている。
自分が未来社会の一員として参加する意識を持ってない。
厳密な意味で頭の良し悪しを言うなら、
”参加する意識”を持てない子は頭が悪いか、
親や学校でちゃんとした教育を受けていない。
日本社会の在り方に問題があるのかもしれない。
礼儀が良いのは世界一だが、
”参加する意識・未来を変えていく志”に関しては、
先進国の中では、最も低いかもしれない。
行儀が良いことだけでなくて、
”社会性”に関して、親が子供にどう対応しているか?が問われる。
親が、バラエティー番組ばかり見ていれば、
笑いのツボは心得ても、子供の「どう生きるか?という社会性」は身に付かない。
社会性(意識)を欠けば、社会の授業時間は退屈そのものとなってしまう。
まして、先生の授業がつまらなければ、尚更のこと。
なぜ、このようなことになってしまうのか?
社会も理科と同様で、実生活と何ら関係ないと考えている。
ユーチューブで動画や音楽にハマっている、ゲームに夢中になっている、
SNS上のやり取りばかりが気になる生徒もいる。
校内では、スマホの使用を禁止してる学校は多い・・当然のことである。
リアルな人間関係(コミュニケーション)が削がれる。
既に、中学生ともなれば、今更、親の教育の話をしても遅い。
ただ、出来ることはある・・スマホの使用を最小限に止める。
有用な使い方を教え、時間を浪費するようなことにならないように指導する。
話を元に戻します・・ とにかく、日々の復習を怠らないこと!
そして、土曜日曜にまとまった復習もすること!
これらを守れれば、苦手教科でも40点⇒70点になる。