中学へ上がる前に

小学から中学へ上がる前に・・

 

 

 

(1)付属校から中学へ上がる場合

 

 

小学校側から親御さんに話されることですが、

 

中学から受験で入ってくる生徒がいます。

 

彼ら彼女らは受験を経て入学してきます。

 

付属校から上がる生徒とは学力差、集中力の違いが顕著です。

 

内部進学者はかなり勉強しておかないとカリキュラムに付いていけません。

 

中学は小学と違い10段階または5段階で評価され、

 

進級に問題が出てきます。

 

成績が悪い場合、退学や留年にはなりませんが、他校への転校を促されます。

 

 

 

 

例えば、成城学園小学部から中学部に内部進学した生徒・・

 

 

a受験を経てないので集中力が不足。

 

・・ということは、30分で済ませる内容を一時間かかるということです。

 

学校側から出される宿題や課題をこなせません、

 

定期テストでは、時間が足りなくなり、数学では計算間違いが起こります。

 

場合によっては、出題された問題の途中でチャイムが鳴ってしまいます。

 

中等部でのカリキュラムはかなりレベルが高く、

 

特に、理科社会科ではノートをとることが難しくなります。

 

なぜなら、筆記する速度が遅く、

 

理社などでは、漢字が書けない・・ということも起こります

 

 

b)成城学園中学は4科目受験ですから、

 

理科社会科の基礎学力が問われますが、

 

内部進学者はまとまった勉強しないまま、内部進学します。

 

 

 

c)中等部から高等部にかけては、

 

ますますカリキュラムのレベルはアップします。

 

進度に付いていけなくなる生徒の多くは、中1の期末テストから、

 

中3になれば、理科などでは(本来であれば)高校分野も出てきます。

 

数学も数1、数Aなども入ってきます。

 

(ここで起こることは)

 

高校への進学を諦めように、学校側から伝えられることです。

 

転校しなさい、この学校ではついて行けません」ということです。

 

 

実のところ、最も困難と思えるのが・・・

 

高1と高2です。

 

内部進学生と外部受験生とにクラスが分かれますが、

 

内部進学生といっても、カリキュラムが楽になるわけではありませんし、

 

英検準2級は当然として、

 

平均評定2.6以上を満たしてないと大学へは上がれません。

 

内部進学希望者の20%位は大学に進むことが出来ません。

 

(参考)親御さんが成城学園出身という場合、

 

親御さんの当時のカリキュラムは30年前であり、現在とは全く違います。

 

正確には、小学時まではそれほど変わりませんが、

 

中学時より一変してカリキュラムはレベルアップし、量も増えます。

 

中高一貫校と同レベルの授業内容と認識すればよいでしょう。

 

 

 

 

(2)当塾には、慶應、立教、青学の中等部・高等部などに通う生徒が多くいます。

 

慶應はほぼ全員が内部進学になりますが、

 

立教、青学では(大学から)外部への受験生もいます。

 

 

慶應は成績が芳しくなければ、留年、他校への転校なども恒例化してます。

 

クラス40人いれば、2~3人が毎年、留年などの対象になります。

 

・・・この事態はかなり過酷で、必須科目で赤点はとれません。

 

定期テスト対策と休み明けテスト対策が重要です。

 

 

立教、青学などでは、中学入試で滑り止めとして入学した生徒もおり、

 

大学への再度受験を視野に入れた生徒も一定の割合で存在します。

 

高校2年時より、進学コースと内部進学コースに分かれますが、

 

内部進学コースだからといって、楽に内部進学できるわけではありません。

 

英検2級と上位8割くらいまでには入ってないと内部進学は出来ませんし、

 

また、希望の学部へは進めません。

 

 

 

このような上位内部進学校から大学進学することと、

 

6年制中高一貫校から、これらの大学へ(受験で)進学することを比べた場合、

 

これまでなら、顕かに内部進学が楽でしたが、

 

現在では、どちらとも言えません。

 

少なくとも言えることは・・

 

落第しないように、赤点を取らないようにすることは、

 

科目数も多いこともあり、それぞれの生徒には苦手教科もあることから、

 

(内部進学の場合は)そのストレスは半端ないことと思われます。

 

 

 

 

 

(3)カリタス、恵泉などから通ってくる生も多くいます。

 

ほぼ全員が外部受験になりますので、中高一貫校と同様か、

 

それに近いカリキュラムが布かれてます。

 

どちらの学校も”人間形成”に重点が置かれ、

 

受験優先の中高一貫校とは一線を画します。

 

 

 

 

 

 

(4)区立・市立から公立中に上がる場合

 

生徒全体の6割くらいはこのケースになります。

 

最近の傾向ですが・・・中学受験で、第一志望での入学が叶わなかった場合、

 

第二志望校は受験せず、区立校に入学し、

 

上位都立高を狙うようになってきました。

 

以前に比べて、区立・公立校のレバルが上がって来てます。

 

・・当塾に通ってくる生徒においても、このケースが増えつつあります。

 

 

 

以上のことを踏まえて・・

 

内部進学生は、小学4年、5年位から塾に通ってくる生徒が増えてます。

 

小学生から、上位都立高受験を前提とした受験を考えている

 

親御さんも増えてます。

 

 

これまでであれば、小学生の上から3分の一は有名私立・国立などにでて、

 

下から3分の一の”呑気な生徒”で成り立っていたわけですが、

 

現在は、上位の生徒もかなり残ってます。

 

したがって、区立中学の学習環境もよくなってきてますし、

 

5段階評定で4または5を取ることは以前より難しくなってきました。

 

この傾向は、10年前くらいから”顕著”です。