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大学受験(事情)
2024年度・国公立大(一般選抜)・・1月中旬の共通テスト(倍率が一定基準を超えれば、大学によって足切りとして使う)と個別学力検査の合計で選抜する。 (前期に限れば)共通テストと個別学力検査の比率は、難関大学ほど個別学力検査の比重が増す・・例えば、東大ではその比が1:4であることに比べ、名古屋大法学部では3:2であるとか。 共通テストは英・数・国・理科・社会科の5教科が対象となり、個別学力検査では、それそれの大学によって、科目も科目数も異なります。 2023年度における選抜では、一般選抜型が77%で、残り23%では学校推薦型選抜と総合型選抜になる。
私立型(一般入試)・・文系も理系も3教科入試が基本です。 文系は、国語、英語、社会科(日本史・世界史・地理・政経まどから1科目)。配点が学校によって様々で英語の配点が高いケースが多い。 理系では、数学、英語、理科(生物・化学・物理などから1科目。 数学>英語>理科の順の配点になることが多い。 また、共通テスト利用入試では、募集人員が少ないため、高倍率になりやすい。 全学部共通日程入試では、同一大学で複数受験学部がある場合、1回の入試で対応できるため、倍率が上がりやすい。 科目選択型・得意科目重視型など、特化した得意科目で受験することも可能。
学校推薦型入試・・高校の推薦を受けることで出願できる入試で、内申書、小論文、面接が中心となる。 国公立大では、共通テストや学力検査を実施する場合もある。
指定校推薦・・高校側と大学側の信頼度から成り立っている入試であり、(多くは私立大であるが)指定校枠を持っている高校のみが対象である。
公募制入試であれば、指定する大学の条件をきたしていればすべての生徒が受験可能であり、指定校推薦がほぼ100%の合格率であるのに対し、公募制入試では倍率も高く難易度も高い。
総合型入試(旧AO入試)・・内申書と面接で合格を決める大学が多くあるが、小論文や大学側の作成問題などを受ける場合もある。