ブログ

2023-07-23 23:08:00

数学・確率の感覚を身に付ける

数学でも特に確率の感覚が身に付いている人は、大きな失敗はしません。 また、ゲームにも強いですね。

例えば、子宮頸がんワクチンの接種に関してですが、ワクチンを打てばほぼ防げるが、ワクチンを受けない場合、年間3000人くらいの人が亡くなります。 ワクチンを打ったことによる”ショック死”は数名ですが、健康な人がワクチン接種により亡くなるわけですから、打つことにためらう方はそれ相応にいるわけですね。 3000名>数名 という圧倒的な確率的差異が分かっていて、ワクチンを打たないという選択肢はほぼないと思うのです。

横浜で、女子大生がストーカーされ、終いには刺殺されるという事件がありました。 この事件を報道する側も、その報道を聴く側も、「こんな恐ろしいことがあっていいのでしょうか?」という被害者意識ばかりを煽るわけですが、この場合、被害者となることと加害者になることは確率的は同じなのです。 「このような被害にはどのように対処すればよいか?」という議論と同様に「自分自身もしくは自分の身内からこのような加害者が出ないようにするにはどうすればよいか?」という議論があってよいはずです。 確率的には同じなのですから。